こんにちは!
はえちゃんねる@石垣島のはえちゃんです。
最近は祖母宅の畑作業で忙しいのと風が強い影響で、全然カヤックを出せていません!
僕はいつになったらカヤックを出せるのでしょう・・・
ということで、今回もカヤック道具について色々と書いていきたいと思います。
今回は「アウトリガー」について!
カヤックフィッシングをしている人には、アウトリガーを装備している人も多いと思います。
そんなアウトリガーについて紹介していきたいと思います。
自分のカヤックフィッシングのスタイルを確率するための参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではどうぞ!
1.カヤックフィッシングでアウトリガーは必要なのか?
カヤックフィッシングをする上で、一番気になるといっても過言ではないものが、安全性です。
波・風・気温などなど。
その中でも、波や風については、最も気になるんじゃないでしょうか。
その日の釣りのしやすさにも影響しますし、生きるか死ぬかにも関わってきます。
そこで出てくるのが、「アウトリガーを使うかどうか」ですね。
僕は、カヤックフィッシングを始めた当初はアウトリガーを使っていましたが、ある程度経験してからは使わなくなりました。
僕がアウトリガーを使わなくなった理由も含めて、アウトリガーの役割やメリット・デメリットなどを紹介していきたいと思います。
2.アウトリガーの役割
アウトリガーの役割は、ざっくりと次の2点が挙げられます。
- 安定さが増す
- 転覆防止
安定さが増す
アウトリガーとは、カヤックに装着するフロート(ウキ)のことで、カヤックの両サイドに渡したカーボンやアルミポールの先端に着けて使います。
そうすることで、両サイドのフロートが支えになって、カヤックが安定するんですね。
多少の波でも左右に揺られなくなるので、安定して釣りを楽しむことができます。
転覆防止
安定するのと併せて、カヤックが転覆するのを防止する効果もあります。
カヤックは横や後ろから波を被ったりすると、簡単に安定性が失われます。
そうするとすぐに転覆してしまうんです。
クーラーボックスを使おうと体をひねっただけでも転覆してしまうこともあります。
そんな時にアウトリガーを装着していると、安定感が増し転覆する可能性が低くなるんです。
3.アウトリガーのメリット・デメリット
それでは、アウトリガーをカヤックに装着することのメリットとデメリットはどんなことがあるのでしょうか?
メリット
メリットには次のような点があります。
- 転覆の心配が減るので、安心して釣りができる
- 海中から見たシルエットが大きくなる
転覆の心配が減るので、安心して釣りができる
一番のメリットは、安心して釣りができるようになることです。
安定性が増し、転覆の心配も減るので、心の余裕も生まれますよね。
自然を相手に趣味を楽しむ時は、心の余裕が大切です。
海中から見たシルエットが大きくなる
これは僕の個人的な考えなのですが、小型のサメが近づきにくくなるかなと思います。
アウトリガーを装着することによって、海中から見た時のカヤックのシルエットが大きくなります。
自分よりも大きなものに対しては、サメはあまり近寄ってこないと聞いたことがあるので、小型のサメが近づきにくくなる可能性があるかもしれません。
まあ、大型のサメにはあまり関係ないかもですね(笑)
デメリット
デメリットには次のような点があります。
- 直進スピード・走波性が落ちる
- 転覆した際に起こしにくい
- 油断しやすくなる
直進スピード・走波性が落ちる
これは僕がかなり気にしている点です。
カヤックフィッシングをしていると、天候が急変して強風が吹いてくることがよくあります。
こうなってくると、強風をやり過ごすか撤退するかの二択になってくるのですが、僕は確実に撤退します。
撤退時に重要になるのが直進スピードと走波性です。
これが落ちてしまうと、強風・高波の中でカヤックを漕ぐことができません。
つまり悪天候から逃げることができなくなるんです。
転覆した際に起こしにくい
これはアウトリガーの一番のネックじゃないかと思います。
転覆した時は、十中八九カヤックがひっくり返っています。
なので、再乗艇するにはカヤックを起こさないといけないのですが、アウトリガーがあると起こすのは至難の業。
カヤックを起こせないと再乗艇できないばかりか、最悪は捕まったまま漂流なんてことにもなりかねません。
油断しやすくなる
この点も天候急変時に関係してきます。
安定性があり転覆もしにくいと、天候急変で波風が高く強くなってきても、危険を察知するのが遅れてしまうことがあります。
僕はアウトリガーを使っていません
僕は、カヤックフィッシングを始めた当初はアウトリガーを使っていましたが、今は使っていません。
理由は次の通り。
- 多少でも直進スピードが欲しい
- 油断したくない
- 多くのポイントを回りたい
多少でも直進スピードが欲しい
まだアウトリガーを使っているときに、天候が急変したことがありました。
岸からの強風がひどくなりどんなに漕いでも沖に流されていく始末。
風に向かってアウトリガーを引きずりながら漕ぐと、すぐに腕が動かなくなり、だんだん漕げなくなってくるんです。
アウトリガーがあるのとないのでは、全然スピードが違いますし、波に向かって漕いでもその波を乗り越えていけます。
なので、天候急変時にすぐに逃げれるようにアウトリガーをやめました。
油断したくない
天候急変時に沖に流されてしまった原因の一つに、僕自身の油断もありました。
風が吹き始めた段階で、すぐに撤退すればよかったのですが、まだ釣りができている状態だったのが、油断に繋がりました。
そして結果的に危ない経験をしてしまったんです。
多くのポイントを回りたい
これは僕のカヤックフィッシングのスタイル故なんです。
僕は、一つのポイントを重点的に攻めるより、多くのポイントを回るランガンスタイルなんです。
なので、頻繁にポイント移動を繰り返します。
アウトリガーをつけていると、スピードも遅くなるので、移動するのも一苦労。
なので使うのをやめました。
自分にあったスタイルを見つけよう!
アウトリガーを使うかどうかは、その人の釣りのスタイルや好みによります。
一概に僕のやり方が正しいというわけではありません。
特に初心者が岸に近い海域でカヤックフィッシングをするなら、アウトリガーがあった方が良いと思いますので、自身のレベルや好みに併せて使うかどうかを判断しましょう。
ただし、安全には気をつけてくださいね!
4.おすすめのアウトリガー
ここでは、アウトリガーの使用を考えている人向けに、おすすめのアウトリガーを紹介します。
完成品とバラ売り品の両方のリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。
完成品
バラ売り
カヤックフィッシングをする人の中には、アウトリガーを自作する人もいます。
自作するなら、バラ売りの商品を購入するのもおすすめですよ。
フロート
シャフト・ポール
5.まとめ
カヤックフィッシングの道具には、それぞれ一長一短があります。
安全に楽しくカヤックフィッシングを行うためには、道具の使用用途や特性、メリット・デメリットなどをできるだけ把握するようにしましょう。
アウトリガーについても、うまく使いこなせれば、これほど頼もしい道具はありません。
全ては使う人次第ですね。
あなたが安全にカヤックフィッシングを楽しむための、参考になれば幸いです。
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