こんにちは!
はえちゃんねる@石垣島のはえちゃんです。
先日も少しお伝えいたしましたが、石垣島にもついに軽石が漂着いたしました。
まだ少量ですが、今後漂着する量は増えると考えられます。
そこで、今回は漂着した軽石の活用法についての2回目です。
僕なりに活用できそうな方法を考えてみましたので、ぜひ最後までご覧ください。
一緒に綺麗な沖縄の海を取り戻すために考えてみましょ!
それではどうぞ。
沖縄に漂着している軽石の活用を考える。その2
先日、石垣島にもついに軽石が漂着しました。
まだ漂着した量はそこまで多くはないそうですが、今後さらに漂着することが予想されます。
すでに沖縄県内では大量の軽石が漂着していますが、いまだに県は対策案を出せていません。
赤土流出防止のために活用しようという話もあるそうですが、まだまだ実証実験中とのこと。
民間での活用に対して門戸が開かれれば、いろんな解決策が出てきそうなんですが・・・
軽石の活用の問題点
漂着した軽石を活用する上でネックとなっている問題点は次の通り。
- 成分の安全性
- 塩分の除去
成分の安全性
軽石のでき方を簡単に説明すると、火山の噴出した溶岩などが海水で冷やされることによってできます。
つまり、軽石には火山由来のあらゆる成分が含まれているということです。
その成分の中には、人体に悪影響のあるものもあると思われます。
この安全性については、専門機関で調査をしなければわからないので、今後の調査結果を待つしかないですね。
塩分の除去
漂着した軽石は、高濃度の塩分を含んでいて、水に漬け置きしただけだと除去できないようです。
塩分が除去できなければ、園芸用の鉢底石や建物の建材の材料に利用することは難しそう。
塩分を除去した上で活用するなら、高圧洗浄などで除去できないかが今後の課題になりそうですね。
活用方法をさらに考えてみる
以前の記事では、鉢底石としてや建材の材料、バス用品の角質削りの素材としての活用を考えましたが、今回はもう2点ほど考えてみました。
【過去記事リンク】
実現可能かどうかはひとまず横に置いておいて、考えてみたいと思います。
美容パックの原料
人体への悪影響の心配がないことが前提になるのですが、美容パックの原料に活用できないでしょうか。
沖縄では、泥を原料とした「クチャパック」というものがあります。
軽石の成分にもよるのですが、うまく加工すれば海水のミネラルなども利用できそうですね。
陶器・焼き物の釉薬の原料
陶器・焼き物の釉薬の原料は、土や砂などです。
原料に含まれる成分によって陶器や焼き物の表情が決まります。
軽石を原料とすることで、今までにない表情の作品ができるかもしれません。
染色の原料
染物の種類に泥を使った泥染があります。
使う泥の種類によって染まり方が変わってきます。
軽石を染料の原料として使うことができれば、また違った味の染め物ができるかもしれません。
沖縄県は活用方法を募っている
現在沖縄県では、全庁的に軽石問題に取り組むため、軽石対策の部署を設けています。
そこでは、軽石の活用についての案を募っているそうです。
【沖縄県HP】
僕が考えているのは実現可能かどうかがまだまだ見えない、妄想に近いものです。
なので、僕が提案をすることはないかもしれません(笑)
まとめ
軽石問題は、沖縄県全体で考えないといけない問題です。
行政だけでも、民間だけでもうまくはいかないと思います。
官民一体となって早く解決していきたいですね。
そのためのきっかけの一つになればと思います。
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