こんにちは!
はえちゃんねる@石垣島のはえちゃんです。
実はまだキャンプにもカヤックフィッシングにも行けていない今日この頃です・・・
本業やら実家の手伝いやらで忙しく、ついなあなあになってしまいました(笑)
唐突ですが、皆さんは月桃という植物をご存知ですか?
石垣島にも自生している植物なんですが、実はこの月桃からは虫除けスプレーを作ることができるんですよ。
作り方も簡単なのでご紹介しますね。
キャンプを含むアウトドアでも使えますし、香水にアレンジすることもできるので、ぜひ参考にしてみてください。
それではどうぞ!
サンニン(月桃)の手作り虫除けスプレーを紹介!作り方も教えます。
サンニン(月桃)は、石垣島を含む沖縄で、昔から生活の中で活用されている植物です。
ムーチーの季節(1〜2月くらいだったかしら?)に作るモチの包みとして利用されたり、虫除け・虫刺されのケア・香水などにも使われていました。
虫除け効果も高く、農作業時の虫除けのため、畑の周りにサンニンを植えたりすることも。
さらに、ハブ避けにもなったとかならなかったとか・・・
そこで今回はサンニンを使った虫除けスプレーを紹介します。
サンニンの虫除けスプレーって、実は簡単に作ることができるんですよ。
サンニン(月桃)とは?
月桃とは、沖縄県や台湾、小笠原などに自生するショウガ科の植物です。
沖縄では「サンニン」と呼ばれ、とってもポピュラーな植物なんですよ。
産地はどこ?
沖縄産の月桃と台湾産の月桃があります。
特徴としては、沖縄産種は花が下向きに付き、台湾産種は上向きに付くというところです。
また、小笠原などに自生する種は、沖縄産種と台湾産種の交配種で、「タイリン月桃」という俗称がついています。
本来は、台湾産種のことを「タイリン月桃」というらしいですよ。
名前の由来は?
月桃の名前の由来は、台湾の「ゲータオ」という名が由来になっていて、「月桃」の字を当てた形になります。
現在は、中国でも「月桃」で通じるみたいです(ホント⁉︎)
利用方法
種や花、葉や根茎は、飲料用や食用などに利用されていて、特に沖縄では葉をムーチーという餅を生す際の包みとして使っていました。
また高い抗菌力や防腐作用があり、葉から採った油を使って、アロマオイルや虫除けスプレーを作ったりもされています。
作り方を解説!
それでは、サンニンを使った虫除けスプレーの作り方を解説していきましょう。
手順は・・・・
- サンニン(月桃)の葉や茎を鍋に入る大きさにカットする
- サンニンを鍋に入れ、水を適量入れる
- サンニンのエキスを煮出す
- 火を止めて、葉や茎を布巾で包み、水分やエキスを絞る(サンニンエキス完成)
- サンニンエキスと無水エタノールを適量スプレーボトルに入れ、よく混ぜる
- 水で好みの濃度に薄める
- 完成
サンニン(月桃)の葉や茎を鍋に入る大きさにカットする
サンニンを鍋に入れ、水を適量入れる
サンニンのエキスを煮出す
火を止めて、葉や茎を布巾で包み、水分やエキスを絞る(サンニンエキス完成)
サンニンエキスと無水エタノールを適量スプレーボトルに入れ、よく混ぜる
水で好みの濃度に薄める
⬇︎
完成!
ね。簡単でしょ(笑)
材料さえ揃えば、誰にでも簡単に作ることができるんです。
今回は、無水アルコールの量が10mlなので、少し多め。
ちょっとアルコール臭がしました。
もう少し減らしてもよかったかな・・・
これを応用して、香水やアロマオイルを作ることもできますので、試してみてくださいね。
市販品や材料
参考のため、市販品をいくつか紹介いたします。
手作りする際の材料や道具は、過去記事のリンクを貼っておきますので、参考にしてください。
市販の植物由来の虫除けスプレー
材料&道具
- 無水エタノール
- 水
- スプレーボトル
- シリンジ
上記については過去記事のリンクを貼っておきますので、参考にしてください↓
まとめ
石垣島には、サンニン以外にも生活の中で利用してきた植物がたくさんあります。
そんな植物は、民具の材料になっていたり、食べ物になっていたり・・・
石垣島に来た際には、そんなところを調べてみるのも楽しみの一つになると思います。
石垣島に来るのがさらに楽しみになりますね。
あなたなりの楽しみ方を発見して、石垣島をエンジョイしてくださいね。
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