こんにちは!
はえちゃんねる@石垣島のはえちゃんです。
皆さんもニュースなどですでに知っているかもしれませんが、
軽石がやばいです!
漁港や海面、河口などをびっしりと埋め尽くしています。
幸い石垣島にはまだ漂着していませんが、海人の話では石垣にも来るかもしれないとのこと・・・
そこで、そんな軽石に対して何か対策ができないかを、僕なりに考えてみました。
あくまでも僕個人の考えなので、間違っている部分や「それはちがうだろ!」というところがあると思います。
ですが、ちょっとでも何かの参考になればと思っています。
それではどうぞ!
1.沖縄県に漂着した軽石は利用できないのか?
現在沖縄県や小笠原諸島、鹿児島県の奄美などに、大量の軽石が漂着しています。
これは、小笠原諸島の海底火山の噴火によって発生した軽石なんですが、黒潮反流などの潮の流れに乗って漂着しているんです。
行政側でも漂着軽石対策について、現在案を練っている最中のようですが、民間や個人でもできることがないんだろうかと僕は考えています。
多分個人レベルではどうしようもないかも・・・・
ただ、この軽石を何かで有効活用することができれば、ただ回収してただ処分するよりも良いですよね。
それでは、軽石の漂着によって、どんな影響が考えられるか。
活用方法は何かないのかを、ぼくなりに考えてみましたので紹介しますね。
2.どんな影響があるのか?
軽石が漂着したことにより、どんな影響が出てくるのでしょうか?
考えてみましょう。
観光への影響
まずひとつ目は、観光への影響です。
沖縄に観光に来る人のほとんどが、美しい海でのアクティビティを求めてきています。
真っ白な砂浜にエメラルドグリーンの海。
泳いだりBBQを楽しんだし。
想像しただけで、ワクワクしますよね。
そんな沖縄の海には、びっしりと軽石が漂着しています。
白い砂浜やエメラルドグリーンの海は、灰色の軽石で埋め尽くされているんですね。
そうなると、観光で沖縄の海を訪れる人は減るでしょう。
軽石の人体への影響は、今のところ詳しくわかっていません。
なので、海で海水浴を楽しむ人も減るかもしれないですね。
漁業への影響
もうひとつ考えられるのが、漁業への影響です。
ニュースでもみた人はいると思いますが、軽石の影響で漁船の航行ができなくなっています。
また、養殖いけすの魚が軽石を餌と間違えて食べてしまい、死んでしまう事例も発生しています。
これをみただけでも影響が出ているのがわかります。
そのほかに、海水を含んだ軽石が海底に沈澱することで、珊瑚等の生態系に影響が出る可能性があります。
さらに、軽石が浮いている間は太陽光が海中に届かなくなるので、植物プランクトンが発生しにくくなることも問題です。
植物プランクトンを餌にする生き物にも影響が出ることになります。
こう考えただけでも、海の生態系に大きな影響を与えかねないので、漁業にも大きく影響を与えると予想できます。
3.利用法を考える
そんな軽石ですが、なんとか活用できる方法はないのでしょうか?
パッと思いつく範囲でですが紹介いたします。
ひとまず実現可能かどうかは無視して紹介しますので、ご注意くださいね。
鉢底石
ガーデニングやベランダ菜園などで鉢植えを楽しんでいる人は知っているかもしれません。
鉢植えの鉢底石として、軽石が使われているんですよ。
市販の軽石はしっかりと綺麗にされているので、漂着した軽石も綺麗に洗浄し塩抜きをしっかりすれば、観葉植物の鉢底石として利用できそうですよね。
建材に混ぜる
古代ローマのコンクリート材料として、軽石が使われていたそうです。
ここから現代のコンクリートなどの建材にも応用できないかなと考えました。
仮に利用できたとして、
- 強度的なものは大丈夫なのか?
- 人体への影響は?
といった疑問が出てきますが、それについては正直素人にはわかりません。
今後専門の方に調べてもらえれば、はっきりしたことがわかってくるかなと思います。
お風呂グッズの小物として
お風呂のグッズの中に「かかとの角質落とし」がありますよね。
それには軽石が使われているんですよ。
そこから、漂着した軽石の中の大きめのものは、バスグッズとして加工して販売できる可能性もありますよね。
4.実際に売られている
実際に、「メルカリ」などのフリマアプリではすでに漂着した軽石が販売されています。
そのほとんどが鉢底石用として売られています。
僕の率直な感想としては、「たくましいなぁ〜」という感じです。
すぐに商売に繋げていく人は、本当にたくましいと思います。
ですが、販売をする前に注意しておきたいところがあります。
「そもそも勝手に拾って良いの?」
「安全なの?」
というところですね。
海岸線の管理者である沖縄県は、「海岸に漂着したものは、管理者の許可がないと拾っては行けない」としていたり、「軽石の安全性はまだ確認されていない」としています。
安易に拾ったりしないように呼びかけているんですね。
この辺りのことは、ちゃんと注意しないといけないですね。
安全性が確認された上で、民間でも軽石の採取が可能になれば、もっと活用できる幅がひろがるでしょう。
5.まとめ
行政ができる具体的な対策法としては、地道に回収しながら自然に砕けて細かくなったり、海水を吸って沈むのを待つくらいかなと思っています。
そうなると、もとの綺麗な状態に戻るには、かなりの時間がかかりそうです。
さらにいうと、回収した軽石の処分もどのようにするか検討しないといけません。
そこで軽石を何かに活用する方法があれば、処分に費用をかけずに、該当する業者などに販売することもできます。
全然その段階までいかないかもしれませんが、個人レベルで何かに活用することができないかを考えることが、軽石の有効活用につながるかもしれないと僕は考えています。
みんなで知恵を絞って、早く美しくて豊かな沖縄の海を取り戻したいですね。
そのための何かの参考になればと思います。
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